とうしみの備忘録

備忘録にしたい

RPMで意図しないRequiresが付くときの対応

RPMパッケージを作ったときに、最初の人が割と雑だったせいでRPMの依存関係による問題を抱えていました。 バイナリがupx等によりパッキングされていたため、Requiresが自動でつかなかったようです。 最悪つかないことはいいんですが、upxでパッキングしなかった際に同一のパッケージとみなされず、別々のパッケージとしてRPMがインストールされてしまいました。

対策は、たとえば以下のようなSPECファイルがあった場合に

Summary: summary
Name: name
Version: 1.0.0
License: License
Release: 1
Source: %{name}-%{version}.tar.gz

AutoReqProv: no を足すことでRPMのRequiresを足さずに済みます。

Summary: summary
Name: name
Version: 1.0.0
License: License
Release: 1
Source: %{name}-%{version}.tar.gz
AutoReqProv: no

参考

centos - Disable rpmbuild automatic requirement finding - Stack Overflow